iPad9.7インチにダイソーで購入した100円の液晶画面保護フィルムを貼ってみた。

フィルムパッケージ ダイソーのアイテム
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

100円ショップのダイソーには、iPhone用の画面保護フィルムとiPad用の画面保護フィルムが販売されています。
しかしiPad用の画面保護フィルムは、現時点では「iPad Air2」用と「iPad mini」用のフィルムしか販売されていないようです。

そこで、100円で購入したiPad Air2用の保護フィルムをiPad9.7インチに実際に貼って試してみました。
結果は、貼る時に多少コツがいるものの、使用上は特に問題ありませんでした。

ここからはダイソーの液晶画面保護フィルムの詳細や貼る時の注意点、貼り方について失敗例も含めてご紹介します。

スポンサーリンク

ダイソーの液晶画面保護フィルムの詳細

商品名は、「防指紋画面保護フィルム For iPad Air2」です。もちろん100円(税別)です。

フィルムパッケージ

パッケージにも「本品はiPadAir2専用です。」と書いてあります。
そのため、iPad Air2のサイズについて調べてみたところ、幅169.5mm、縦240mmでした。
iPad9.7インチも幅169.5mm、縦240mmなので、幅、縦のサイズはまさに同じです。
ということは、ぴったり貼ることができますね。

幅、縦のサイズが同じなのになぜiPadAir2専用という商品名なのか、おそらくiPadAir2が主流だった頃(2014年頃)に画面保護フィルムが作られて以来、新商品が製造、販売されていないのでしょう。
現在に合わせて、商品名を「iPad9.7インチ用」にした方がもっと売れるのにと思いましたが余計なお世話ですね。
もしかして、サイズ以外のフィルムの要素でiPadAir2専用とする理由があるのかもしれませんがわかりません。

フィルムのサイズは幅166mm、縦237mmです。

フィルムパッケージ裏面

パッケージの裏面にフィルムの貼付方法が簡単に書かれています。

パッケージの中に入っているもの

パッケージの中には、フィルムと画面をふき取るクロスが入っています。

パッケージの中に入っているもの

それぞれ包装されています。
クリーニングクロスは小さいですが、100円なのでしかたないですね。
付いているだけでもありがたいです。

フィルムの貼り方、貼る時の注意点

ここからは、自分の失敗例も含めて、フィルムの貼り方注意点についてご紹介します。

貼る前の準備

貼る前の準備

まずは、付属のクリーニングクロスでiPad画面の汚れをきれいにふき取ります。

ちなみにiPadを購入し、最初に貼ってある画面のシートをはがした直後にフィルムを貼る場合は、汚れやほこりが画面についていないのでクリーニングクロスでふく必要なはいと思います。

ここで注意点です。
クリーニングクロスは、画面の脂分などの汚れをふき取ることはできますが、ほこりを取り除くことはできません。フィルムを貼った時に発生する気泡の原因はほこりです。

気泡が入り失敗した例

上の写真は画面とフィルムの間に気泡が入り失敗した例です。
気泡の中をよく見てみると小さいほこりが入っています。
そのため、フィルムをきれいに貼るためには、iPad画面表面のほこりをしっかり取り除くことが重要です。

ちなみにほこりはなく、空気のみで気泡ができた場合は、指やクリーニングクロスを使ってフィルムの上から気泡をこすりフィルムの外に出すことで気泡を取り除くことができます。
しかし、ほこりが原因で発生した気泡はほこりを取り除かないかぎり、気泡は消えません。

ほこりを取り除く方法としては、ガムテープの粘着力を使って画面表面全体をペタペタするときれいに取り除くことができます。
地味な作業ですが、この方法がおすすめです。その際には、画面表面を指で触れないように気をつけてください。

また、床のカーペットのほこりなどを取る時に使用するコロコロクリーナーでも良いですが、何回もコロコロしていると取れたほこりが再び画面の表面についてしまうため注意してください。

コロコロで液晶画面のほこりをとる

貼る時の手順とコツ

iPad画面の汚れとほこりをきれいに取り除くことができたら、いよいよフィルムを貼る作業に移ります。

手順1

フィルムのシール①をつまんで剥離シートをはがします。

剥離シート①

剥離シートをはがす時、またはがした後は、はがした面をさわらないように注意してください。

手順2

剥離シートをはがした面をiPadの液晶画面に貼り付けます。
ここがもっとも集中して慎重に行わなければならない作業です。

iPad画面の左上角と上部のインカメラの位置にフィルムを合わせるように貼り付けていくと左右、上下ともにずれをおさえて貼ることができると思います。

フィルムの貼り方

また、上の写真のようにシール②と対角線の位置(左上角)にセロハンテープを貼って、シール②とセロハンテープを持ち、フィルムを軽く引っ張るようにして画面にフィルムを近づけていくと貼る位置を慎重に決めることができると思います。これもずれをおさえて貼る方法の一つです。

さらに、iPadの両サイドに本や菓子箱のような低い箱を置いて貼り付ける方法でも左右のずれを防ぐことができると思います。

貼る位置が決まったら、iPadの左上角から貼り付けていき、右上角まで貼り、上部を貼ることができたら、下までゆっくりおろすように貼り付けていくと気泡の発生を防ぎながらきれいに貼ることができると思います。

手順3

最後にシール②をつまんで剥離シートをはがせば、フィルムの貼り付けは完了します。

貼り付け完了

完成写真

ほこりをしっかり取り除いたつもりですが、一カ所に気泡ができてしまいました。
それでも比較的きれいに貼ることができたのではと思います。

iPad Air2専用と書いてありますが、9.7インチのiPadに貼ることができました。

ダイソーの画面保護フィルムは、iPad上部のインカメラとホームボタンのために空いている穴がジャストサイズであり、気泡も発生しやすいため、フィルムを貼る時の難易度が高いです。

使ってみた感想・まとめ

ダイソーの画面保護フィルムを貼って2カ月経過しましたが、特に問題なく使用することができています。
タッチパネルの動きや、画面の見やすさについても問題ありません。

フィルムパッケージの裏面に「タッチペンなどの感度が低下する場合があります。」と書かれています。タッチペンを使用される方は注意してください。
また、「指紋が付きにくい」とパッケージに書いてありますが、普通に指紋は付きます。(当然ですね。)

今はたくさんの種類の高機能なフィルムが販売されていますが、フィルムには特にこだわらない、コストパフォーマンス重視という方にはおすすめです。