知育、脳トレパズルゲームロンポス505を買って試してみた。

ロンポス505のケースとピース おもちゃ
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子供の知育玩具として、また、大人やお年寄りの脳のトレーニングとしても注目を集めているパズルゲーム、「ロンポス505」を買って試してみました。
ロンポスを購入しようと考えている方やパズルゲームを探している方の参考になればと思います。

ロンポスとは

Lonpos Braintelligent社という台湾に本拠地を置く、パズル専門の開発、製造会社で8年間研究開発し完成した、子供から高齢の方まで幅広く楽しむことができるパズルゲームです。米国、欧州、アジア、日本の各国で特許を取得しています。

脳の視覚神経と指先の神経を使い、カラフルなピースを組み合わせていくゲームです。
ポケットに収まるコンパクトサイズでシンプルなゲームなので、携帯に便利でどこでも気軽に楽しむことができます。
ロンポスパズルゲームは難易度に合わせて数種類あります。

ロンポス505の詳細

数種類の中から「ロンポス505」を買いました。
出題数が505問あるので、505という名前が付いているようです。
選んだ理由は単純で、問題が多いため当分の間、楽しめるのではと考えたからです。
台湾製で輸入・販売元は原商会という愛媛県の会社です。
対象年齢は8歳以上です。
ピースを誤飲する危険があるため、3才未満のお子様には絶対に与えないでくださいと取扱説明書に書いてあります。

箱の中

箱の中にはピースが入っているケースと取扱説明書・問題集が入っています。

ロンポスケースとピースと説明書

問題集は505問でIQ28~280まであります。

ロンポスのケースとピース

ケースは縦8㎝、横14.5㎝、高さ2.2㎝でコンパクトなサイズです。
カラフルでそれぞれ形の違うピースが12個あります。

「パーツのみの販売はしておりません。」と箱に書いてありますので、なくさないように注意が必要です。ピースを一つでもなくしてしまうとゲームができなくなります。
ピースは小さいので、遊んだら必ずケースにしまわないと確かになくしてしまいそうです。

遊び方

遊び方は2通りあります。
12個のピースをパズルボードにはめていく2Dゲームとピースを重ねて立体のピラミッドを作る3Dゲームです。
レベル1からレベル10の問題があり、2D(480問)、3D(25問)で合わせて505問あります。
2Dゲームよりも3Dゲームのほうが難易度が高い設定となっています。

2Dゲーム

2Dゲームは2次元のパズルゲームで、ケースの中で空いているスペース(白い丸の部分)に残りのピースをすべてはめるゲームです。
ケースの白い丸のスペースは、縦5コ×横11コで55コあります。

ロンポス505のケースとピース

問題によって空いているスペースが異なります。
問題のレベルが上がるにつれて、空いているスペースが広がります。

問題集11P~12P

上の写真は問題集の中の1問~8問(レベル1~レベル2)のページです。(写真が見にくくてごめんなさい。)
アルファベットに色がついている部分は、問題の通りに先にピースをはめて準備します。(場所が決まっているピースなので動かしません。)
白い部分が自分で考えて残っているピースをはめる場所です。

レベル1(1問~4問)は、1つのピースをはめるだけなので簡単です。
小さいお子さん(3歳以上)でも楽しむことができるレベルです。

レベル2(5問~8問)になるとピース2つ分をはめると完成します。
高齢の方でもかんたんに楽しむことができると思います。

このように問題のレベルが上がるにつれて白い空白のスペースが増えていき、はめるピースの数が増えて難しくなります。

問題集21p~22p

上の写真はレベル8の37~44問までの問題です。
ここまでくると白い丸のスペースがかなり多くなります。
実際に試してみると結構難しくて時間もかかります。

2Dゲームはレベル1からレベル9まであり、レベル8の問題がもっとも多く、29~476問まであります。
ちなみにレベル9の問題は4問(477~480問)です。
レベル9の問題については私も解けていません。

3Dゲーム

3Dゲームは3次元のパズルゲームで、ピースをさまざまな角度で積み上げるように重ねていき、立体ピラミッドをつくるゲームです。

ロンポス3Dケースとピース

3Dゲームの時は、ケースを裏返しにします。裏側に1段目のピースを置くことができる白い丸のスペースがあります。白い丸のスペースは、縦5コ×横5コで25コあります。

ロンポス3D未完成

まずは、問題にしたがってピースをパズルボードの上に積み上げます。
準備したピースは動かしません。空いている場所に残りのピースをはめたり、積み上げていきピラミッドを作ります。

ロンポス3D完成
ピラミッドが完成しました。
2Dゲームよりも3Dゲームのほうが完成した時は気持ちがいいです。

3Dゲームはレベル1からレベル10(481~505問)まであります。

ロンポス3Dの問題集

3Dゲームレベル1の問題

問題の白い丸の部分に残りのピースをはめます。

3Dゲームはピースの角度も関わってくるため、はめる、積み上げるパターンが多く上級者向きです。頭の中を整理して、柔軟な発想で取り組まないと完成しません。
でも、きれいにはまってピラミッドが完成した時の気持ちよさ、達成感は半端ないです。

レベル10の問題については、ほとんどが白い丸の部分なのでとても難しいです。
私の脳みそでは完全にオーバーヒート、お手上げです。さすがIQ280の問題です。
IQの高い方、パズルゲームに自信がある方はチャレンジしてみてください。

ロンポス505とロンポス101の違いは?

ロンポスにはいろいろな種類がありますが、「505」と「101」はパッケージのデザインやケース、ピースの色の違いはありますが、遊び方はほぼ同じように思えます。何が違うのでしょうか?

違いは名前の通り、問題数が505問か、101問かの差です。
ロンポス101は、2D問題が76問、3D問題が25問、合わせて101問あります。

あれ?3D問題はロンポス505も25問なので同じですね。(2D問題の数が違うだけです。)
もちろん価格はロンポス101の方が安いです。

私は買うなら問題数が多いほうがいいかな?と思いロンポス505に決めましたが、試してみる気持ちで最初に購入する場合は、ロンポス101の方が良いかもしれません。でも迷いますね。

実際に試してみた感想

遊び始めるとはまってしまい、時間を忘れて完成するまでやめられなくなります。
問題はたくさんありますが、やはりレベルの低い問題から始めたほうが良いと思います。
なぜなら、段階的に問題を解くことにより、いくつかの完成パターンが頭の中に残るため、問題のレベルが上がり白い丸のスペースが増えても、過去に体験した完成のパターンを自然に思い出して応用し完成できるようになります。
でも、あまり真剣にならずにぼーっと始めても楽しめます。(そのほうがスムーズに解けることもあります。)

ロンポスで遊んでいる時は、自然と集中しているため、他のことを考えなくなります。
集中力を高めたい時や気分転換したい時におすすめです。

問題を解く(パズルを完成する)ためには柔軟な発想による問題解決能力が必要となるため、子供の知育ゲームとして適していると思いました。
また、取扱説明書にも記載されていましたが、右脳の発達につながるようなので、高齢の方にとっては、脳のトレーニングにもなると思います。
価格はやや高い印象です。(開発費が含まれているのでしょう。)