とりめしは愛知県高浜市の郷土料理であり、ご当地グルメとしても紹介されています。
とりめしをかんたんに説明すると、鶏肉が入っているまぜごはんのことです。
由来としては、もともと高浜市は養鶏業が盛んだったことから、とりめしが郷土料理になったそうです。
そのため、高浜市内にはとりめしを食べることができるお店がいくつかありますが、お店によって鶏肉以外に入っている具材や味はそれぞれ違いがあります。
その中でも私がもっともおいしいと思ったとりめし弁当を販売しているお店をご紹介します。
魚松ってどんなお店?
高浜市吉浜にある魚松は、昭和2年創業の老舗で以前は宴会と仕出しのお店でしたが、今はとりめしのみ販売しています。歴史を感じる建物です。
とりめしがさくたん並んでいます。
お店の基本情報
店名 | 魚松 |
住所 | 愛知県高浜市屋敷町7-7-1 |
電話番号 | 0566-53-0416 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
ホームページ | https://uomatsu.shopinfo.jp/ |
魚松は、名鉄三河線吉浜駅から徒歩6分(450m)です。
魚松周辺の道は一方通行が多く、車で行く場合は迷ってしまうかもしれません。
後ほど、車で行く時のアクセス方法についてご紹介します。
駐車場について
お店の南側の少し離れた場所に駐車場があります。看板があるのでわかると思います。
写真の奥に見えるのが魚松さんです。
駐車場は6台とめるスペースがあります。
魚松のとりめしは唯一無二のおいしさ
魚松のとりめしは、秘伝の甘辛い醤油だれで煮込んだ鶏肉をごはんとまぜ合わせています。
他のお店は鶏肉以外にニンジンやタケノコ、油揚げなども一緒にまぜてあるとりめしが多いですが、魚松のとりめしは、鶏肉とごはんだけです。(とりめしの上に切ったごぼうが2本だけのっていますが、とりめし自体は鶏肉とごはんだけです。)
鶏肉だけを使用しているところにこだわりを感じます。
まさに、まぜごはんではなく「とりめし」ですね。
鶏肉は細かく刻んであり、たくさん入っています。
煮込んだ鶏肉はパサついていて硬いイメージがありますが、魚松のとりめしに入っている鶏肉は肉と皮のバランスがよく、パサパサ感は全くありません。むしろ濃厚でこってりしています。
濃厚さとこってり感は牛丼以上です。
また、ごはんはとてももっちりしています。(詳細はわかりませんが、もち米が入っているのでしょうか?)
甘辛くて味が濃く、鶏肉のうまみがしっかりでているおいしいとりめしは、魚松さんだけの唯一無二のとりめしだと思います。
魚松のとりめしは、大盛り、並盛り(中盛り)、小盛りで販売しています。
大盛り | 450g | 600円(税込) |
並盛り(中盛り) | 300g | 450円(税込) |
小盛り | 200g | 350円(税込) |
とりめしの容器は2種類から選ぶことができます。
写真の左側は通常の容器で、右側は電子レンジ対応の容器です。
どちらも値段は変わりません。
自宅に持ち帰って食べる時は、温めて食べたほうがおいしいので、電子レンジ対応容器の方がおすすめです。
並盛り(中盛り)は、小さい茶碗で2杯分ありました。(茶碗に入れてみました。)
とりめしは、販売している数に限りがありますので、午前中に売り切れてしまう場合があるそうです。予約もできますので、魚松さんにお問い合わせください。
魚松の行き方
魚松の周辺は道路が狭くて一歩通行が多いので、車で行く時に一番わかりやすくて安全なルートをご紹介します。(高浜市内からのご案内です。)
国道419号線の「神明町」という名前の交差点(信号あり)を西方向に進んでください。
500m程進むと「吉浜公民館西」という名前の交差点(信号あり)がありますが、そのまま直進(西方向に進む)してください。(吉浜公民館西の交差点から先は一方通行です。)
吉浜公民館西の交差点を通過して一方通行の道を300m程進むと下の写真の交差点が見えます。
この交差点を矢印の方向に右折してください。(T字路のような、いびつな十字路のような交差点です。右折した道路も一方通行です。左右が見にくい交差点なので注意してください。)
右折して少し進むと左側に魚松駐車場の看板が見えます。(到着です。お疲れさまでした。)
周辺情報
魚松周辺は、高浜市吉浜地区として歴史のある町並みです。
吉浜駅のすぐ近くにひな人形で有名な吉浜人形本店があります。
周辺の道は「人形小路」と呼ばれていて、道の数カ所に大きな人形が展示されています。
土、日は朝市も開催されていました。散策してみてはいかがでしょうか。
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